
前回よく調べもせずに何となく行ったアドベンチャーワールド。あとから調べて思った以上にいろいろあるのが判明し悔しがることしきり!だったので、今回は充分に時間を取って臨むことにした。
とはいえ、前日のエネルギーランドのミステリーハウスで、僕の外反母趾がかなりのダメージを受けていた。バランスを取るためにかなり負荷がかかっていたようだ。
足を引きずるようにまずはマリンライブ。メニューがリニューアルされていた。最初のイルカのダンスでほろりと来てしまった。この曲で前回踊っていたのは、オルカだった。
あのオルカは今年1月に急逝したのだ。
前回オルカのダンスを見たとき、トレーナーのお姉さんとの信頼関係、深い愛情が一杯伝わってきて涙がこみ上げた。オルカの甘えたような仕草、全身で受け止めるトレーナーさんの笑顔がいつまでも胸の中から離れなかった。
その同じメニューを今度はイルカがやっていた。あのときのオルカの記憶が重なり、僕は胸がいっぱいになった。

彼女らの胸の痛みを癒したのは、きっとあのイルカたちだったのだろうと思った。


とにかく、ここのイルカのライブは完成度が高い。余計な解説は要らない。
イルカライブが終わって、僕は胸を詰まらせたままサファリゾーンへ。列車風バス「ケニア号」でとりあえず一周。しかしこの猛暑、どいつもこいつもすっかりダレていた。

オルカがいない今、ここの目玉はやはりパンダの双子である。ということでパンダ舎へ。
入り口を抜けるといきなり、

こんなモノに出迎えられた。『パンダのうんちです。臭ってみよう!』というセンセーショナルな煽り文句がかかれている。まあ笹が主食だから嫌な匂いではないだろうと思いながら勇気が出ないでいると、コウ君が迷わずクンクン臭って「はっぱのいいにおいがする」と教えてくれた。

双子は今日は片割れだけがでかい態度で笹をむしゃむしゃ食い散らかしていた。
アドベンチャーワールドで一つ、どうしてもしたかったのは「ゾウのタクシー」。
ゾウの背中に乗れるアトラクションだ。一日30組限定なので、受付時間に行って予約をしておく。早めに行ったが、ぎりぎりあと数組というところだった。
待ち時間があるので隣のペンギン王国へ。

そこらじゅうに等身大のペンギンフィギュアが置いてあってコウ君が大喜びだった。まだ風邪が治らないS君は中のベンチでぼんやり一休み。

同じ地面の高さでペンギンが見られるので、ガラス越しにかなり接近して眺めることが出来る。胸をピンと張って立つ毅然とした姿勢と、ちっちゃい羽を広げてよちよち歩く仕草、グラフィカルな色合いなど絶妙なかわいさバランスに見入ってしまった。
時間になったので涼しいペンギン王国を出て、灼熱の外界へ。
ゾウの背中にはガッチリしたシートがベルトで固定されている。まずはS君、コウ君がおっかなびっくり乗り込む。
最後が僕だ。背中に足をかけると思ったより柔らかい感触。ゆっくり座ると、ゆらりと動き出した。
高い!しかし確かに生き物の背中の感触がシート越しに伝わる。ゾウが一歩歩くたびにシートがゆらりと震動する。

ぐるりとトラックを一周しただけだが、ゾウに乗るという貴重な体験であった。降りるときに「ありがとねー」と頭に触れた。固く暖かい皮膚と、針のような体毛が触れた。
ラクダにも乗りたかったなと思って帰ってから調べていたらサイにも乗れたらしい!
ちっくしょぉぉ!また新たなる課題が!!
というところでそろそろお時間、まだまだ見足りないけど、2度目のアドベンチャーワールドにお別れ。出口をくぐると小ウサギ型の雲が僕たちを見送ってくれていた。

帰りのスーパーくろしおは指定席も自由席も満席!さすが3連休の最終日。
S君は立ったままうとうと、コウ君は僕の膝の上でうとうとしながら白浜を後にした。
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